レッドビーシュリンプの投入
1)水合わせを行おう。
水合わせは大変重要で、ここにはじっくり時間を掛けて下さい。
エビを購入したら(もらった場合でも同じ)、それを水ごと入れ物(プラケース等)に移して下さい。
点滴方法による水合わせは一番安全で楽です。
見にくいですが、画像のエアホースと調整バルブと吸盤があればでき、片方のエアホースを水槽に入れ吸盤で固定し、もう片方のエアホースをエビの入れ物に入れ吸盤で固定し準備完了です。
あとはエビ側のエアホースを軽く吸うと水槽から水が落ちてきますので、調整バルブで水量を調整して下さい。
特に立ち上がったばかりの水を入れる場合はゆっくりと時間を掛けて下さい。
最初の水の2倍から3倍になれば半分くらい水を抜き、それを数回繰り返すとほぼ水槽の水と同じになります。

2)生体を入れましょう。
水合わせが終わればいよいよ生体の投入しましょう。
はじめは環境に慣れず色んな所を泳ぎ回りますが、数日で落ち着くと思います。
数日経っても★になるエビがいなければ水合わせは成功と言えるでしょう。



※この画像は足し水を行う際に撮影したもので、エビの水合わせ方法とは違います。
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レッドビーシュリンプ飼育方法

えび姫えび太郎

はじめに
ここではレッドビーシュリンプを飼育するにあたり、準備〜飼育〜維持管理までを紹介します。
一般的に安価で売られている飼育用品でも十分レッドビーシュリンプは飼育出来ますし、繁殖に挑戦するのも全く問題ありません。
レッドビーシュリンプを楽しく飼育しましょう。


飼育用品のセット
1)水槽台を組み立てましょう。
水槽台もピンキリですが、比較的安価な物もあります。
「えび姫えび太郎」では60センチ水槽用の台を2つ使用しています。

2)水槽台に水槽をセットした後、次は底床をセットしましょう。
ソイルであれば洗わずそのままセットと書かれていると思います。
エビには弱酸性にしてくれるソイルが合うというのは有名です。

3)フィルターをセットしましょう。
フィルターの種類にもよりますが、外部フィルターが多く用いられています。
これはフィルターの中にろ材を多く入れられる利点があり、汚れを分解するバクテリアが多く住みつくことができ、とても重宝するためです。
「えび姫えび太郎」の30センチ水槽では外掛け式と底面フィルターを直結したものを使用していますが、ソイルがバクテリアの住み家となるため大変ろ過能力が高いです。
しかし欠点としては、ソイルの寿命が短くなりリセット時期が早めに訪れるということが考えられます。
フィルターに関する注意点として、フィルターの給水口の所にスポンジを取り付けないと、稚エビが吸い込まれることになりますので・・・ (底面フィルター以外共通)

4)レイアウト品を入れましょう。
レイアウト品は流木や溶岩石だったりするのが一般的で、数多く市販されておりレッドビーシュリンプにもよく合います。
河原等で拾ってきた流木や石はしばらく水につけるなどしてしばらく様子を見て下さい。
もちろん煮沸処理は必ず行ってください。

5)水槽に水を入れましょう。
水草の種類にもよりますが、植え込みを行う場合は水槽の半分くらい水を溜めたところで植え込みを行うと良いでしょう。
水をジャボジャボと入れると底床が乱れたり水が濁る原因となりますので、食器用の皿を置いてその上に注ぎましょう。
注意点として、水を並々いっぱいに溜めますと、エビが飛び出しますのでほどほどに・・・

6)フィルターを動かしましょう。
はじめは白く濁るかもしれませんが、1日くらい回していると落ち着くと思います。
生体を入れるのはまだ待って下さい。
長い人だと生体なしで1ヶ月くらい回して、それからパイロットフィッシュを入れて・・・と念には念を押される方もおられます。
私は待てないので2〜3日回して生体投入しました。
しっかり水合わせをすれば問題ないと思います。
よく市販されているバクテリアも使用したことはありません。
水が安定するまで3ヶ月〜半年くらい掛かりますが、ここが我慢のしどころです。

※水槽に入れる物は全て水洗いして下さい。大丈夫だと思いますが念のため・・・
 
 

飼育用品の準備
まずレッドビーシュリンプの飼育に必要な物を揃えましょう。
水槽、水槽台、フィルター、照明、ヒーター、底床、水草と、これだけあれば飼育環境は出来るでしょう。
あと余裕がある方は、流木や溶岩石等のレイアウト品を揃えましょう。
レイアウト品はエビにとって隠れ家になったり、レイアウト品に付いたコケがエビにとってエサとなったりするだけでなく、水槽が華やかになります。

維持管理
1)水槽立ち上げ〜3ヶ月
耐える時です。コケとの戦い・・・
エビは元気なのに水槽が大変なことに!という方も多いと思います。
別のところでコケに関しては記載します。

2)水槽立ち上げ〜6ヶ月
6ヶ月経てばだいぶん水槽の状態も落ち着き抱卵する個体も増えているかと思います。
「えび姫えび太郎」の水槽では、3ヶ月くらいでたくさん殖えだしました♪

3)水槽立ち上げ〜1年
もう飼育には慣れているかと思いますが、水草の様子はどうでしょうか?ソイルの崩れはありませんか?
前よりも育ちが遅くなったとか枯れているといった状況はないでしょうか。
エビの調子もあまりよくなくなったらソイル交換をオススメします。

4)リセット
出来るだけリセット前の状態と同じにするため、水槽の水は多く使いまわすようにして下さい。
フィルターのろ材も水槽の水を使って軽くすすぐ程度に。
これはリセットによってかなり減少するバクテリアを出来るだけ多く残すためです。

※維持管理はエビと水草の状態を観察することが重要で、水草は一種の目安となりますので出来るだけ入れて下さい。

えび姫えび太郎 〜レッドビーシュリンプの飼育、繁殖、水草等〜
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